快晴の恵まれた天候のなか300kmブルベに参加してきました。
参加したのは..
[
オダックスランドヌール中部]
BRM412 中部300km ペットネーム[AKM48]
赤目四十八滝300kmを20時間で走破する300kmブルベ。
愛知県江南市、木曽川のほとりにある[
すいとぴあ江南]を出発。
三重県多度、亀山、関、そして伊賀で折り返して帰路に就く内容。
日中は暖かく、日暮れ後はまだ冷え込む四月の深夜走。
なんちゃってランドヌールの今年三本目のブルベは...
午前6時起床
今日は参加者多数のため、スタートは8時、9時の二段階ウェーブスタート。
僕は9時スタート組のため、ゆっくり自宅を出ればよい。
すっかり明るい、少し空気は冷たい。
時間合わせ、開催場所の[すいとぴあ江南]近くのマクドナルドで朝マック。
ブルベは食べまくること..
長距離走で垂れずに走るためには必要なコトだと思う。
現場近くでエネルギーの補充。
受付、車検、ブリーフィング、一時間前に入る。
「む、む、む..」
いきなり面が割られる..
恥ずかしいなぁ
ブログの存在は公開してるくらいだから読んでいただくのは嬉しい
でも、私生活を赤裸々に描写した内容は恥ずかしいのです受付で承諾書をスタッフさんに渡して[ブルベカード]を貰う。

車検を済ませてブリーフィングまで、隣のバイクの方とおしゃべり。
SR(シューペル・ランドヌール)取得の方。
(※一シーズンで200、300、400、600の認定取得すること)
使っていた革サドルの話から色々、SRの人の話はおもしろい。
軽量バイクも持っているけど、ブルベは軽いだけじゃいけないし、そもそも装備を架装すれば本体重量は意味をなさないよねーとか。
「大事なのは乗り心地だよー」なんて。
「そうそう、乗り心地ですよねー」
分かっているような分かっていない僕が相づちを打つ。
ふんふん..でも勉強になる
コメントのやり取りをさせて頂いている方々ともご挨拶。
「獲れる300ですよ!」
などと適当なコトを以前にコメしたけど..頑張ってね
可能な限りサポートはしてあげたい、気持ちはある、そこにある、
きっとある..あると思うでも200kmの認定取得を済ませた立派なランドヌール。
「ひとりでできるもん!」
背中が語っているように見える!
顔を会わせてのお別れはツラい
アディオス!今度、遊びましょう!
『小径で伝説を!』写楽さんがいるトレインとは呼べないけど集団に混ぜてもらう。
キューシートの備考欄に記載された何ともあやふやな目印のビニールハウスを皆で確認しあう。
サイコンの数字も合っている、ここです!
会話に混ざれるのは嬉しい。

写楽さん凄いな~、お声を掛けたいけどね。
多度大社で記念撮影かな?離脱される。
多度大社を抜けた先、少し荒れた路面を走る。
大型車も通る道、少し怖い。
初めて走った200kmブルベのルートなんだよなー、この坂がキツかったんだよな..
思い出しながら走る、結構あっさり登坂
あれっ?PC1いなべのローソン、58km到着。
午前11時30分位、貯金90分、順調
ここで昼食にしている人は多い。
お腹の状態と脚、風の状況、ここは先に進もう。
軽く食べれるモノを購入してレシートチェックのためにレシートを貰う。
気温は上昇、日没後の冷え込みを心配してトップスはパールイズミのウィンドウブレークジャージ、インナーは発汗しても素早く発散してドライ感を保つフレスコジャージ。
下はロングレーパン、回し続ける下半身は薄手で良いや。
グローブは厚手。
暑くなって熱くなる。
グローブは外す。
ジャージは開放して目一杯、風を取り込む。
それでもアチい..
この先、茶畑を抜けUPdownの繰り返し。
少しづつ標高が上がっていく。
下り坂の『下りエネルギー』を利用して眼前の上り坂をクリアーしたい。
下りは踏む、安全の確認さえできれば踏んで加速して上りを少しでも楽に越えたい!
下り坂!
上りに備えて力強く踏む!アウター×トップ!
標高が上がっていく地形、『下りエネルギー』だけでは足らない!
上り、リアを落としていく、フロントもアウターからインナーへシフトダウン!
踏み込め!頂点はすぐそこ!
ガチャん!
?ペダルが回せない?ロックした!
直ぐ様、緊急停車、インナー落ちも落ち。
なんてこった!
最近、取り付けた
チェーンキャッチャー(kcnc)を素通りしてチェーンが落ちてさらに噛んでいる!
うーん..チェーンキャッチャーが邪魔をして戻せない..
強引にいくか..それしかない。
実はこのトラブルは取り付けの際に心配していたこと。
フロントギアにチェーンを噛ませて強引に回す、載った。
もう落ちないと良いけど。
[
気持ちのよい道、フラワーロード]

UPdown、下り坂『下りエネルギー』蓄積中
路面の荒れが見える、速度がのっていると大きく回避はできない。
凹みを越える、ひとつ、ふたつ、みっつ..
何かが飛び出た?気がする。
背後から落下の衝撃音が聞こえる!
停車、フロントバッグの中身を見る。
コンデジ、財布、入ってる入ってる。
LEDライトは?
2灯着いてる。
なんだろうな?
歩いて戻る。
うーん?黒い物体が散らばっている..
スマホや..本体発見、割れてない。
裏ブタもバッテリーないよ?
続いて保護カバー、探してバッテリー発見。
裏ブタは~?ないけど、まぁいいや
組み立てて動作はする、裏ブタはないけど保護カバーでなんとか様になってる。
少し先でも、もう一人。
バンプの犠牲者か?なんかやってござる、一声掛けて通過。
スピードの出し過ぎはダメですね。
シャープ亀山工場を抜けて関へ

PC2 サークルK 96km
午後1時半位 貯金約三時間。
順調、無理矢理食べる。
通過チェックのある伊賀まで28km、一時間と少しだが..

この辺りからFD(フロントディレイラー)が余分な仕事をする。
ガシャガシャ..インナーからアウターへ入れようとすると、さらに3枚目に入れたがる。
3枚目は存在しないからアウター落ちになる。
何度もアウターに落ちる。
落ちる度に軽く回しながらSTIレバーをインナー側へ切り替える。
強引にインナーへ戻す、足元を見ながらの変速、気を使う。


ダート出現
出発前におしゃべりをさせて頂いたSRさんだ。
ダートが続く、タイヤの負担を減らすため押して歩く。

なんちゅー路面だ..

うん..この頃までは付いている。
出走した時と同じ形している。
?
快調に進む。
PC2を出て28km地点に通過チェックがあるハズなのだが?
サイコンを読む、既に距離を数kmオーバーしている。
信号もないルートは停車に勇気がいる。
順調すぎて止まれない。
少しここでコースミス、後続の方とルート確認。
「ところで通過チェックってありました?」
「過ぎてるよ、かなり戻るよ」
(げっ!)
慌ててUターン、すれ違うたびに不思議そうな顔をするランドヌール達を目撃する。
焦る、非常に焦る通過チェックを取らなければ失格だ。
30分..いや、行って戻ってまた行くのだから、それ以上のタイムロスか!
ファストランしている訳じゃないけど、皆が順調に駒を進めているのを見ると焦る..
スタッフの待つ[通過チェック]
サークルK 伊賀大山田に舞い戻る。
スタッフさん、ふたりほど素通りしたのを目撃したらしい、声は掛けたけどー聞こえなかった?
聞こえてませんでした(汗サッとチェック、補給を済ませ次のPCへ急げ!
もたもたしてると大ボス[
青山峠]を日没前に越えられない!
うん?サドルバッグに取り付けたテールライトの赤色レンズがない?
電池も外れた剥き身の状態になっている!
うーん、考えてもしゃーない!
赤色テールライトはシートチューブにもう一本ある。
行こう!
再出発、数km..
路面の衝撃を受ける..
バキッ!衝撃音とともにサドルが、はね上がる!
上に向いてら~
またまた緊急停車、サドルバッグから携帯工具を取り出し角度を調整。
うーん..泣けるよ
その後、衝撃を受ける度にサドルが上を向いたりお辞儀をしたり..
締め上げても、締め上げても..大人の力で真剣に締め上げると生のボルトは、ねじ切れそうで怖い。
切れない素材はハイテンション鋼のボルト、でもこいつは『生』だ。
適当なトルクで締めないと全てがダメになる..
いまそんな蘊蓄を語ってるバヤイじゃないPC3 サークルK 名張赤目 153km地点
つまり、ここが折り返し。
午後5時..着。
スタッフの⭕(まる)よさんが待っていた。
青山峠の雰囲気を訊ねる。
「だらだら長く続くよ~」
次のPC4まで約50km、平坦だったとしても2時間は必要。
暗くなる前に峠越えができるように走ろう!
徐々に薄暗くなっていく。
激しい上りではない、テールライト点灯。
LEDライトも点灯..
夜戦に入る...
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