そもそもなんでキャノンボールなんて...
広義としてのキャノンボールは東京ー大阪を自転車で走破する。
東京ー名古屋間は初級キャノンボールと呼ばれるみたい
目指す走破時間やルート...東、それとも西から攻めるか...
脚力だけでなくルートの下調べを含む事前準備
それがロングライダーとしての脚試し集大成であるかなと思ってる。
これまでの自己の最長到達距離はBRM(ブルベ)で認定を貰った300km+スタート・ゴール地点までの自走往復分含めて350kmくらい
400とか挑戦したいけど開催スケジュールに自分の都合がつかない。
そんなもの

実際、週末サイクリングを楽しむだけなら観光含め200kmを走れる走力があれば不都合ないと思ってる。
でも『行けるところまで行ってみたい』
人間らしい素直な気持ちの表れだと思う
基本的に国道1号線をひた走るキャノンボールは決して安全とは云えない
交通量の多さ、そして自車との速度差、夜間走行、疲労...
いくら交通法規を守ったトライであっても背後から迫る自動車の脅威は消えない
その事を踏まえた上で私が先駆者達の残した記録を活用したように今回のトライのログを残しておけば、後日誰彼の役に立つと考え長文になりましたが記録しておくことに...。
広義としてのキャノンボールは東京ー大阪を自転車で走破する。
東京ー名古屋間は初級キャノンボールと呼ばれるみたい
目指す走破時間やルート...東、それとも西から攻めるか...
脚力だけでなくルートの下調べを含む事前準備
それがロングライダーとしての脚試し集大成であるかなと思ってる。
これまでの自己の最長到達距離はBRM(ブルベ)で認定を貰った300km+スタート・ゴール地点までの自走往復分含めて350kmくらい
400とか挑戦したいけど開催スケジュールに自分の都合がつかない。
そんなもの

実際、週末サイクリングを楽しむだけなら観光含め200kmを走れる走力があれば不都合ないと思ってる。
でも『行けるところまで行ってみたい』
人間らしい素直な気持ちの表れだと思う
基本的に国道1号線をひた走るキャノンボールは決して安全とは云えない
交通量の多さ、そして自車との速度差、夜間走行、疲労...
いくら交通法規を守ったトライであっても背後から迫る自動車の脅威は消えない
その事を踏まえた上で私が先駆者達の残した記録を活用したように今回のトライのログを残しておけば、後日誰彼の役に立つと考え長文になりましたが記録しておくことに...。
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陽に照されて体温が上がっていく!

夜明け前から走っている。
東海大橋で見た気温案内は氷点下2度だった。
とてもじゃない、カメラなんか取り出す気にならない。
指先が痺れている、感覚がない。

多度大社に午前6時30分
今日は鈴鹿スカイラインまで行く。
冬季通行止めなのは知っている。
行けるところまで行ってみる。


思ったより手前から通行止めだった。
もっと上れるとよかったんだけどな...


五百羅漢

年末までの8日間で500kmを走る...
Festive500というライドイベントに託つけて今日は走っている。
何かに挑戦するというのはモチベーション維持の為にも良いと思う。
今日のライドは、そのうちの130km分消化ってことで初日終了。
残りは370km
小刻みに刻んで500kmを達成する計画は立ててはいない。
本当の挑戦は残り370kmにある。
ただ走るだけでなく...
Raphaのfestive500を案内する一文にそんなことが書かれていたことを思い出す。
all or nothing...
次のライドで累計500kmを達成できるように計画している。
今日のライドは輪行道具一式など重量増での走行感覚の確認と、それを収めたシートポストバッグ取り付け状態の確認。
それに本番で着る予定のウェアのテスト。
つまり器材の試走だ。
年末、最後のライドは名古屋→東京の『おのぼりさんライド(仮)』だ!

国道363号線、雨沢峠
何だかんだといっても、やっぱり国道..
冬季でも越えて遊んでいける。

三国山に上りたいと思っていた。
でも先日の降雪で三国山林道は封鎖されてると思ったので雨沢峠ー戸越峠周回のルートを回ろうと雨沢峠をそのまま下る。

思った以上に路面が悪くない。
思い直して鶴里、県道352方面 入口から三国山を登坂開始。
一部、凍結路面が残るも問題なく登坂。



あっぶな!
用心して下っていたからビンディングは外していた。
足を着いても凍結しててつるつる..
ブレーキを掛けると横にずれる。
びっくりした。
それでも三国山は上ってきたから満足。
もう春まで上らない。

アベ、低っ!
年末のトライに向けた器材確認。
今日のライドは輪行道具一式、ウェアも当日使う予定をしている装備で出てきた。
実際にはもっと重装備になるのだが..
積載の状態や不具合を実走で確認。
フロントバッグを目一杯使えば輪行道具一式は収納できるしカメラなんかも入ってしまう。
だけど前荷になりすぎてハンドリングが非常に悪くなる。
フロントバッグは補給食とカメラ..その程度の重量物で納めたい。
![[モンベル] mont-bell デルタガセットポーチ L](https://blog-imgs-69-origin.fc2.com/k/e/x/kextuta/20141221144000349.jpg)
[mont-bell デルタガセットポーチ]
そこで考えたのがウェストポーチの採用。
容量9Lのバックパック[adventure 9]も良いのだけど反射ベストが隠れてしまう。
今度のトライは夜が長い..
![[モンベル] mont-bell デルタガセットポーチ L](https://blog-imgs-69-origin.fc2.com/k/e/x/kextuta/20141221144010940.jpg)
輪行袋とコンデジ..
今日の半日ライドでは問題ない、だけど360kmを走る
半端な距離ではない。
身体に負担を掛けない..
それが必要なんだと思う。


今日は海津橋を渡って南濃町へ。
目的地は多度山、[多度山上公園]
宇賀神社からスタートして約4km.のヒルクライム。
久しぶりの多度山ヒルクライムだ。
ここに比べたら二ノ瀬峠は休めるだけ楽に上れる。
気を抜くと横転しそうなほどの斜度と路面の荒れがあってスリル満点。
道も乗用車1台分の車幅しかないからクルマがきたら押し上げてくれる。
そんな道だけど上った先の見晴らしが良くて、つい来てしまう。
楽しい4kmのヒルクライムだ。

もくもくと漕いで山頂へ。
快晴、気持ち良い。

氷が張ってる、これからの時期は路面の凍結が一番怖い。
注意しなきゃね。


グライダーのカタパルトがある。
逆光なのが残念。


さて、12月。
一見、自転車オフシーズンに突入..
ではないのだ。

フリーの整備をしたり..グリスアップしたり...
分解整備したものを、いきなりロングの実走では少々怖い。
BRM(ブルベ)的にはシーズンイン直前の機材の調達、整備、試走等々忙しい。
いまさらブルベ装備云々はないけれど年末の休みを利用して走る計画を立てている。
それはFestive 500
12月24日から31日までの8日間で500km走破にチャレンジするもの。
これにトライしたい。
天候やら仕事やら色々と障壁はあると思う。
でも、やってみたい。
これに何時でもトライできるよう準備だけはしておかないと。
《走行距離80.3km 獲得標高628m》
Festive500はSNSを利用して参加するらしいけれど、これはよくわかんない。
ただ、この期間中にTwitterのTLに現れる#Festive500 これに加わることさえできれば楽しくトライできると思う。
それが大事なんだ。
特別ー..達成者に贈られるワッペンが欲しい訳じゃなくて達成感が得られればそれでよいと思う。
..のだけど、せっかくだから走行ログはFestiveに協力するSTRAVAを利用して蓄積しておく。
それすれば自動的にFestive500への応募になるようなので一石二鳥。

《STRAVA》
GPSのGARMINからgpxファイルを展開するのは[ルートラボ]でも[GARMIN connect][STRAVA]でも一緒。
[GARMIN connect]と[STRAVA]を同期させておけば[GARMINconnect]へのアップロードのみで[STRAVA]へも走行ログが展開される。
あとは[STRAVA]のほうでFestive500に参加すると宣言しておけば期間中のログの蓄積が必要用件になるんかな。

同じデータで抽出されていても獲得標高に違いがでるのはおもしろい。
アスリート的な発想がないから区間タイムなんて概念はないけど、見るのは新鮮。
[多度山HC(自販機前~山頂アーチ)]
3.9km,9.0%平均勾配,26:12
ふ~ん..(笑)

[pochitt ストレッチサイクルパンツ]
サイクルベースあさひのオリジナルブランド[ポチット]
今まで輪行に行ってもサイクルジャージのままで電車利用をしている。
たまにユニクロの七分パンツを着用して女子高生の視線を逸らしてきた。
ユニクロでもいーのだけど、しゃかしゃかしてるのは少しうるさい。
もう少しライドに適したパンツが欲しい。
これは以前から考えていたので購入。
よく伸びてWBジャージの上から履いても問題なし。
ただシルエットが今時のそれで細いから四十男ではオサレには見えないらしい(嫁談
ほかにも色々..
ルートを練ってみたり装備を考えたり..
計画を立てている今が楽しい。

夜明けだ、行こう。
高蔵寺、定光寺..
いつものルートで瀬戸に入る。

路面は朝から濡れている、跳ねる飛沫。
天気は良いはずなんだけど..下から濡れるのは予想外だった。

別にアタックしてるワケじゃないから363に流れるように合流。

きれいだな~
来て良かったな~

おお..
これは危ない。






今日の予定は雨沢峠攻略ではなく『三国山』
下って戸越峠を回る予定。
なのだが..

遠目にゲートは開いているように見える。
問題はたとえ上れても下りがそれ以上に危険だという事。
MTBじゃないんだから、それに滑りに来たワケじゃない。

時折、停車して路面の確認。

予定を変更して雨沢峠越えで戸越峠でも良いと思ったがやめた。
危ない橋は渡るもんじゃない。
忙しい年末につまらない怪我でもしたらおもしろくない。
少しオトナの選択ができるようになった。






「わん!」
狛犬さん
違うわ!稲荷神社だから狐だ!

こんな眺めは好き。

誰かが待っていてくれそうで。

ブリジストン[EXTENZA RR2X]
もっと乾いた路面で回してみたかった。
それでも一年使った[GP4000S]よりは軽い走行抵抗。
重~く感じていたから新品タイヤの乗り味の良いこと..
ちゃんと前に進んでくれる。
乗り心地は[GP4000S]のほうが柔らかく、感じ良い。
同じ25cでもEXTENZAのほうが細く見えるのは何でだろう?

東海大橋での今朝の気温は7.7度だった。

久しぶりに来た二ノ瀬峠。

2本建ってりゃツインタワーと分かるけど図太い建物が何か分からない..
方角は名古屋中心部らしいが..





そして多良峽へ

岐阜県大垣市[多良峽森林公園]
どこの山を..木々を観ても綺麗だと感じる。
ただ『たらり~ん』っと走っているだけで気持ち良い。
四季を通じて走っている『道』の変化を見つけるとそれだけで嬉しくなる。
<走行距離115km>
三連休の中日(ワタシは別に三連休ではないのだが..)
以前から訪れてみたいと思っていた[曽爾高原]に走りに行ってきました。
《走行距離135km 獲得標高2400m》
漠然と行ってみたいと思っていた[曽爾高原]
自由時間が確保できたので前日の土曜日に慌てて準備。
ルートラボを使って線を引いてサイクリング計画を立てる。
曽爾高原だけでは少しもの足らない。
青山高原も行ってみたかった場所、この際だから盛り込んでしまえ。
ルートラボで引いた数字は130数キロ..
丸1日使えるなら全く問題ない距離だ。
名古屋駅まで自走。
さっさっとモンベル[コンパクトリンコウバッグ]に放り込む。
切符を買って電車を待つ。
少しの間、非日常へトリップだ。

まだ夜が明けない始発の電車に乗ってスタート地点の[津駅]まで。
急行に乗り換えればよかったのだが普通列車で津まで。
慌ててないしー
自分に言い聞かせてみたり
7時過ぎに津に到着。
自転車を組み上げて準備ok
1日を楽しもう!

津駅から暫く走ると風力発電の風車が見えてくる。
あれが笠取山か?
今から彼処に行くと思うと力が入る。
楽しみだー!

案山子のお出迎え。

青山高原まで12km.のヒルクライム!
よく調べて来なかったから標高いくつか知らないや
漕いでりゃつくさーって

[青山高原公園線]
結構、しんどい
カーボンフレームなんて試乗程度にしか乘ったこと無いけど、やっぱり軽いと楽なのかなぁ
自分で所有しようとは思わないけれど。
『遊び』に効率を求めていないから重くて錆びるクロモリで良いと思っている。
結局、好きなモノが一番だと。
しかし、重い..

航空自衛隊のレーダー基地
地図上でうろ覚えに存在は勉強したけど風車との位置関係までは覚えてこなかった。
一瞬、ここが最高地点で風車を通り過ぎたかと錯覚した。

いきなり現れる感じで風車が出てくる。
うれしい、此処まで上った甲斐がある。

伊勢湾もうっすら視認できたけどー
カメラじゃ難しいかな、、少し残念。

[青山高原ウインドファーム]
なかなか迫力があってよろしい。




何回も立ち止まって振り返っては撮影。
時間が押してしまう..
この下った先の青山峠..青山トンネルは今年参加した300kmブルベで利用している。
今日のルートは国道165号線を名張に向けて走る。
位置エネルギーの貯金があるから下りは楽チン。

積田神社かな?
綺麗だった。



[青蓮寺ダム]



この先に[香落渓]があるのだが..
ワタシは知らない。
景勝地であるとは推測される。
紅葉を求めて続々と車が入っていく。
(香嵐渓ほどではまったくない)



何故か路面が濡れている。
降ったのだろうか?怪しい雲はなかったワケじゃない。
雨具は持ってきていない。
今日は11月にしては比較的暖かいが、雨に濡れてさらに風に巻かれたりしたら体温が奪われてしまう。
そうでもなったら前進は難しい。
山を越えて走るようなロングライドはガラリと空気が入れ替わる時がある。
夏の雨とは違う、次からは気を付けないと。

奈良県曽爾村に入る。
曽爾村は奈良県だったんだ、ひとつ賢くなってしまった。

曽爾村に入って暫くすると曽爾高原に誘導する警備員さんが手を振って案内してくれる。
「Ok、ok」
しかし、案内は良いがここからの上りもキツい。
何処から来ているのか知らないが、歩きで曽爾高原を目指している人達がいっぱいいる。
もちろん後ろからは車もオートバイもじゃんじゃん上って行く。
ヒーコラ言いながらヒト桁キロで登坂。
曽爾高原手前に[お亀の湯]とか云う立ち寄りスポットがあったけれど脚を止めたら上る気が失せてしまいそうでスルー。
ソフトクリームを食べてるヒトを横目に登坂。
なんか腹が立つぞ。
それにイチャイチャしながら下りてくるカップル。
目が合ったら手を離しやがった。
実に腹立だしい。
なんだ、お前らやましい関係か!
空腹と疲労で気が短くなっている
着いた!

ここが曽爾高原!



ハイキングは別の機会に...

遊び過ぎてる。
それに『上り』で時間を消費している。
帰宅の時間は気にしてないが、こんな山奥で日没は迎えたくない。

どこかが[飼坂峠]だったのかな?

[多気宿]


なんとも味わい深い宿場町だった。
『現代』が再興した宿場ではなく、そこに住む人達も合わせて江戸時代からいるんじゃない?
鉈で薪を割ってたお婆さんがいた。
一振りで真っ二つ
あんなん時代劇でしか見たことない
そう錯覚してしまいそうな宿場。
通りすがりの人間にも挨拶をいただける...
嬉しい。


国道368号線
国道?
酷道の文字が頭をよぎる。
この手前の『看板』には『絶対無理』とも書かれていた。
三重県美杉村から松阪までの区間なのだが...

乗用車同士のスレ違いも無理。
クラクションが前から後ろから聞こえる。
この国道、利用されてる事実が恐ろしい。

センターラインも無いし街路灯もない。

一部ガードレールすら無い。


もうすぐ松阪駅だ。
振り返って『来た道』を眺める。

さくさくっと輪行準備。
急行に乘ってしまえば小一時間で名古屋だ。
知らない街から走り出して知らない街で今日のライドの一日を終える。
いい一日だった。
以前から訪れてみたいと思っていた[曽爾高原]に走りに行ってきました。
《走行距離135km 獲得標高2400m》
漠然と行ってみたいと思っていた[曽爾高原]
自由時間が確保できたので前日の土曜日に慌てて準備。
ルートラボを使って線を引いてサイクリング計画を立てる。
曽爾高原だけでは少しもの足らない。
青山高原も行ってみたかった場所、この際だから盛り込んでしまえ。
ルートラボで引いた数字は130数キロ..
丸1日使えるなら全く問題ない距離だ。
名古屋駅まで自走。
さっさっとモンベル[コンパクトリンコウバッグ]に放り込む。
切符を買って電車を待つ。
少しの間、非日常へトリップだ。

まだ夜が明けない始発の電車に乗ってスタート地点の[津駅]まで。
急行に乗り換えればよかったのだが普通列車で津まで。
慌ててないしー
自分に言い聞かせてみたり
7時過ぎに津に到着。
自転車を組み上げて準備ok
1日を楽しもう!

津駅から暫く走ると風力発電の風車が見えてくる。
あれが笠取山か?
今から彼処に行くと思うと力が入る。
楽しみだー!

案山子のお出迎え。

青山高原まで12km.のヒルクライム!
よく調べて来なかったから標高いくつか知らないや
漕いでりゃつくさーって

[青山高原公園線]
結構、しんどい
カーボンフレームなんて試乗程度にしか乘ったこと無いけど、やっぱり軽いと楽なのかなぁ
自分で所有しようとは思わないけれど。
『遊び』に効率を求めていないから重くて錆びるクロモリで良いと思っている。
結局、好きなモノが一番だと。
しかし、重い..

航空自衛隊のレーダー基地
地図上でうろ覚えに存在は勉強したけど風車との位置関係までは覚えてこなかった。
一瞬、ここが最高地点で風車を通り過ぎたかと錯覚した。

いきなり現れる感じで風車が出てくる。
うれしい、此処まで上った甲斐がある。

伊勢湾もうっすら視認できたけどー
カメラじゃ難しいかな、、少し残念。

[青山高原ウインドファーム]
なかなか迫力があってよろしい。




何回も立ち止まって振り返っては撮影。
時間が押してしまう..
この下った先の青山峠..青山トンネルは今年参加した300kmブルベで利用している。
今日のルートは国道165号線を名張に向けて走る。
位置エネルギーの貯金があるから下りは楽チン。

積田神社かな?
綺麗だった。



[青蓮寺ダム]



この先に[香落渓]があるのだが..
ワタシは知らない。
景勝地であるとは推測される。
紅葉を求めて続々と車が入っていく。
(香嵐渓ほどではまったくない)



何故か路面が濡れている。
降ったのだろうか?怪しい雲はなかったワケじゃない。
雨具は持ってきていない。
今日は11月にしては比較的暖かいが、雨に濡れてさらに風に巻かれたりしたら体温が奪われてしまう。
そうでもなったら前進は難しい。
山を越えて走るようなロングライドはガラリと空気が入れ替わる時がある。
夏の雨とは違う、次からは気を付けないと。

奈良県曽爾村に入る。
曽爾村は奈良県だったんだ、ひとつ賢くなってしまった。

曽爾村に入って暫くすると曽爾高原に誘導する警備員さんが手を振って案内してくれる。
「Ok、ok」
しかし、案内は良いがここからの上りもキツい。
何処から来ているのか知らないが、歩きで曽爾高原を目指している人達がいっぱいいる。
もちろん後ろからは車もオートバイもじゃんじゃん上って行く。
ヒーコラ言いながらヒト桁キロで登坂。
曽爾高原手前に[お亀の湯]とか云う立ち寄りスポットがあったけれど脚を止めたら上る気が失せてしまいそうでスルー。
ソフトクリームを食べてるヒトを横目に登坂。
なんか腹が立つぞ。
それにイチャイチャしながら下りてくるカップル。
目が合ったら手を離しやがった。
実に腹立だしい。
なんだ、お前らやましい関係か!
空腹と疲労で気が短くなっている
着いた!

ここが曽爾高原!



ハイキングは別の機会に...

遊び過ぎてる。
それに『上り』で時間を消費している。
帰宅の時間は気にしてないが、こんな山奥で日没は迎えたくない。

どこかが[飼坂峠]だったのかな?

[多気宿]


なんとも味わい深い宿場町だった。
『現代』が再興した宿場ではなく、そこに住む人達も合わせて江戸時代からいるんじゃない?
鉈で薪を割ってたお婆さんがいた。
一振りで真っ二つ
あんなん時代劇でしか見たことない
そう錯覚してしまいそうな宿場。
通りすがりの人間にも挨拶をいただける...
嬉しい。


国道368号線
国道?
酷道の文字が頭をよぎる。
この手前の『看板』には『絶対無理』とも書かれていた。
三重県美杉村から松阪までの区間なのだが...

乗用車同士のスレ違いも無理。
クラクションが前から後ろから聞こえる。
この国道、利用されてる事実が恐ろしい。

センターラインも無いし街路灯もない。

一部ガードレールすら無い。


もうすぐ松阪駅だ。
振り返って『来た道』を眺める。

さくさくっと輪行準備。
急行に乘ってしまえば小一時間で名古屋だ。
知らない街から走り出して知らない街で今日のライドの一日を終える。
いい一日だった。